2018年3月2日に関東財務局より業務改善命令が下されたラッキーバンク・インベストメント株式会社(以下、ラッキーバンク社)。
同社の運営するファンドのうち、複数で返済遅延が発生している旨のメールが、2018年5月4日にラッキーバンクより投資家に送られた。
現在の状況はファンド毎に異なり、中には売却を目指す期限が示されている案件もある。
今後についてラッキーバンクは、任意売却または担保権の実行による競売により、債権回収の極大化を図るとしているが、最終的な選択肢としてサービサーへの債権売却も考慮しているとのことだ。
以下、2018年5月21日追記
2018年5月18日、ラッキーバンクにて運用中の一部ファンドの投資家に対して、債権回収に関する進捗について、以下の旨のメールが送られた。※1
ラッキーバンク社は、5月1日付で貸付の返済遅延が発生しているファンドについて、顧問弁護士を代理人として貸付先と協議中であり、5月末までを目途に返済計画案を徴求している。
今後は、提出される返済計画案の実現可能性などをラッキーバンク社が検討し、貸付債権を回収する方針を決定する予定とのことだ。
※ラッキーバンクでは返済遅延していたファンドについて、債権譲渡が決定しました(2018年12月5日時点)。詳細はこちらをご覧ください。
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※1:ラッキーバンクから続報+参考記事より