こんにちは、ファイアフェレットです。
将来もらえる年金に不安を感じる若い世代の方も少なくないと思います。実際に各種調査では高齢の方に限らず、若い世代も年金・老後の生活に不安を覚えている人が多いことが明らかになっています。
この場合の「不安」は「お金の不安」に他ならないと思います。
そのお金の不安を解消し、充実した生活を手にするために、ソーシャルレンディングへの投資は様々な面で有効です。
今回は年金制度の現状やソーシャルレンディングでの資産形成について紹介します。
若い世代は将来のお金に不安を抱えている
エン・ジャパン社が運営する「ミドルの転職」で2014年に行われたアンケートによると、20代の95%が老後の生活が不安と回答しています。
そして老後の不安を訴えている20代の80%以上がその理由に「年金制度」を挙げています。
続いて「老後の資金」を挙げる人は70%で、その他の病気・怪我(60%台)、老後の仕事(30%台)などが続きます。※1
2017年に調査会社マイボイスコムが行った個人年金の調査についても触れます。
将来の年金受給について、全世代の52.3%が不安、33.5%がどちらかといえば不安と回答しています。
特に20~40代の女性が「不安」と回答した割合は60%以上で、他の年代よりも高くなっています。※2
老後の年金、生活に不安を抱く若い世代は実に多いと言えるでしょう。
年金は過度に心配しなくともよい
近い将来に年金が破綻するようなことを報じるニュースを目にすることがあります。しかし、私はこのニュースについて疑問視しています。
年金が貰えなくなることはないと考えているからです。
この年金積立金は約14兆円(1975年度)から約140兆円(2000年度)まで安定して増加してきました。最近の十数年間は伸び悩んでいますが、それでも120兆円以上をキープしています。※3
直近の数値でみると、2016年度の年金積立金は153兆4,130億円と過去最高を記録しています。
人口や税収の見通しから財政検証も行なわれており、過渡に不安がる必要はなく、現在の現役世代が年金を受け取れない可能性は高くはないと考えられるのではないでしょうか。
ただし貰える額は少なくなっていく
ただし、若い人たちは年金保険料で納めた額に対して、将来貰える額が少なくなっていく可能性は十分あります。
それは現状の年金制度が、働いている現役世代がリタイアした高齢世代を支えるシステム(賦課方式)であり、その働く世代(生産年齢人口)の割合が少なくなっていくからです。
生産年齢(15~65歳)の人口割合は1990年の69%がピークであり、2015年には60.7%、現在20代の人が60歳を迎えるだろう2065年には50.6%まで低下する見込みです。
年金を貰う側である高齢世代(65歳以上)の割合は1990年に12%だったのが、2015年には26.8%、2065年には40.4%にも達する見込みなのです。※4
おおよその数字ですが、現在の高齢世代が受け取れる毎月の年金は、国民年金と厚生年金を合わせると約20万円となります(平均支給額)。※5
一方で、現在40歳以下の年金は様々な試算がなされていますが、月々10~15万円とも言われています。
年金はそれなりに当てにできると考えられますが、その金額は心細くなっていくでしょう。
おまけに支給開始年齢が引き上げられることも検討されています。現状年金の支給開始年齢は65歳です(繰り下げで60歳からも受給は可能)。
これが将来70歳になることが検討されています。昔の厚生年金の支給開始が60歳だったことを考えると、これは十分にありえる話なのです。
若い頃から備えれば将来の不安が減る
将来のことはわかりません。ここは単純にお金に働いてもらい、副収入を得ていくことで将来の不安が減ると考えましょう。
先に挙げたアンケートが示すとおり、老後の不安とお金の不安は切っても切れない関係でしょう。
若い頃から準備をしていれば、老齢からではなく、もっと若いうちからお金に余裕が持てるようになります。
確かに現在の若い世代は、かつての世代ほど年金は当てにしづらくなっていく可能性はあります。
しかし、平和で豊かな時代に生まれました。技術は発展し、ネットなどITを活用して自由な活動、情報収集をして、様々な金融商品へ手軽に投資することもできます。
お金の余裕を持つためには、節約、本業に力をいれること、起業、副業など様々ありますが、私はお金に働いてもらうこと、つまり投資をすすめたいと思います。
その投資の中でもソーシャルレンディングをあらゆる投資の基盤として、はじめることをおすすめします。
ソーシャルレンディングは手軽に始められ、元本保全性が高い
ソーシャルレンディングは最低1万円から投資が可能です。そのため、少額でも分散投資が行えることに加え、リスクの軽減、様々な案件へのお試し投資ができます。
運用期間が1年未満の案件も多く、株式・投資信託・FXのようにいつ「買うか・売るか」のタイミングに悩ませられることがありません。
2017年における平均利回りは約8%です(※6)。これは10万円を預けていれば、税引き後約6千円のリターンが得られる計算です。
銀行定期預金の5年以上10年未満の平均利回りが約0.015%のため、ソーシャルレンディングで運用したほうが500倍以上、リターンが得られる計算となります。※7(2017年12月13日時点)
※デフォルト(貸し倒れ)は考慮しない場合
また株式投資や投資信託のように、値動きにハラハラする必要もありません。株式投資らしいテクニックもありませんので、投資初心者でも熟練者と同じ投資パフォーマンスを比較的出しやすいのです。
過渡にリスクを取りすぎないことに気をつけよう
もちろんソーシャルレンディングは投資商品ですから、元本保証はなく、損失を被るリスクがあります。
余裕資金を充てて、分散投資を心がけてください。その他の様々な注意点については下記の記事が参考になります。
・ソーシャルレンディング投資に充てるべき「余裕資金」の計算方法
・ソーシャルレンディング分散投資の4つの方法とコツ
・【投資額別】ファイアフェレットのオススメ分散投資術
・ソーシャルレンディング歴5年の投資家に学ぶアロケーションの考え方
安定したリターンを得ることにより、心の安定を保ち、他の投資も有利に
ソーシャルレンディングは比較的安定したリターンを期待できる投資商品です。(事業者や案件による)
この安定したリターンがあると、他の株式投資、投資信託といった売却益を狙う投資でも有利になると考えています。
株式投資において投資初心者が不利なのは含み損を抱えた状況です。
売ると損失が出るので株価回復を待つが、結局実行できずにさらに含み損が拡大し、最悪のタイミングで手放すことになるかもしれません。
売却により損失を確定させることへの恐怖から、冷静な判断を行うことが、難しくなりやすいのです。
この行動における最大のデメリットは決定まで時間がかかり、時間を浪費することです。
しかし、ソーシャルレンディングの利益があれば、その損失への恐怖を和らげ、冷静な判断を取りやすくなると思います。
損失を思い切って確定させ、次の行動へ移りやすくなります。これは私の体験も交えた話です。
インカムゲインであるソーシャルレンディングとキャピタルゲインである株式投資・投資信託などを組み合わせることにより、よりいっそう望ましい投資状況を実現できるでしょう。
若い頃からソーシャルレンディング投資をすれば無理なく資産形成が可能
FXなどのキャピタルゲイン投資はハイリスク・ハイリターンな投資です。
そのような投資ではなく、比較的安定した収益が期待できるソーシャルレンディング投資を若い頃から行えばコツコツと資産形成が可能です。
23歳から年間50万円貯蓄すれば60歳における資産は1,900万円です。
しかし、上記と同額をソーシャルレンディング投資に回し、平均利回り5%で運用することができれば、60歳では3,900万円の資産形成が可能です。資産形成額は倍の差があることになります。※8
私は40代で約2,500万円をソーシャルレンディングで運用していますが、毎月10~13万円の税引き後リターンが得られています。これだけの副収入があれば生活にある程度の余裕ができます。60歳を待つまでもなく、貯蓄形成はより容易になるでしょう。
リスクを抑え、充実した生活を投資で手に入れよう
投資で大きなリターンを得るためには大きなリスクを取る必要があります。そのリスクは時として重荷となり、生活の潤いをなくします。
私はソーシャルレンディングのリスクとリターンのバランスは、充実した生活の実現する上で、最適だと考えています。
若い頃からソーシャルレンディングへの投資を始めれば、その充実した生活を将来にわたって実現させやすくなるでしょう。
ぜひソーシャルレンディングへの投資をご検討してみてはいかがでしょうか。
※1:「老後の不安」について(2014年版)(ミドルの転職)
※2:個人年金に関するアンケート調査(第8回)(MyEL)
※3:年金積立金規模の推移(年金積立金管理運用独立行政法人WEBサイトより)
※4:2015年財務省資料(経済社会の構造変化~若者~)
※5:平成28年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況
※6:フィンテナ:業界分析
※7:日本銀行発表「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等について」
※8:20代からソーシャルレンディング投資を行うとどうなるのか?資産推移をシミュレーションしてみた
若い方こそソーシャルレンディングをするべき理由〜年金制度の展望〜
こんにちは、ファイアフェレットです。
将来もらえる年金に不安を感じる若い世代の方も少なくないと思います。実際に各種調査では高齢の方に限らず、若い世代も年金・老後の生活に不安を覚えている人が多いことが明らかになっています。
この場合の「不安」は「お金の不安」に他ならないと思います。
そのお金の不安を解消し、充実した生活を手にするために、ソーシャルレンディングへの投資は様々な面で有効です。
今回は年金制度の現状やソーシャルレンディングでの資産形成について紹介します。
目次
若い世代は将来のお金に不安を抱えている
エン・ジャパン社が運営する「ミドルの転職」で2014年に行われたアンケートによると、20代の95%が老後の生活が不安と回答しています。
そして老後の不安を訴えている20代の80%以上がその理由に「年金制度」を挙げています。
続いて「老後の資金」を挙げる人は70%で、その他の病気・怪我(60%台)、老後の仕事(30%台)などが続きます。※1
2017年に調査会社マイボイスコムが行った個人年金の調査についても触れます。
将来の年金受給について、全世代の52.3%が不安、33.5%がどちらかといえば不安と回答しています。
特に20~40代の女性が「不安」と回答した割合は60%以上で、他の年代よりも高くなっています。※2
老後の年金、生活に不安を抱く若い世代は実に多いと言えるでしょう。
年金は過度に心配しなくともよい
近い将来に年金が破綻するようなことを報じるニュースを目にすることがあります。しかし、私はこのニュースについて疑問視しています。
年金が貰えなくなることはないと考えているからです。
この年金積立金は約14兆円(1975年度)から約140兆円(2000年度)まで安定して増加してきました。最近の十数年間は伸び悩んでいますが、それでも120兆円以上をキープしています。※3
直近の数値でみると、2016年度の年金積立金は153兆4,130億円と過去最高を記録しています。
人口や税収の見通しから財政検証も行なわれており、過渡に不安がる必要はなく、現在の現役世代が年金を受け取れない可能性は高くはないと考えられるのではないでしょうか。
ただし貰える額は少なくなっていく
ただし、若い人たちは年金保険料で納めた額に対して、将来貰える額が少なくなっていく可能性は十分あります。
それは現状の年金制度が、働いている現役世代がリタイアした高齢世代を支えるシステム(賦課方式)であり、その働く世代(生産年齢人口)の割合が少なくなっていくからです。
生産年齢(15~65歳)の人口割合は1990年の69%がピークであり、2015年には60.7%、現在20代の人が60歳を迎えるだろう2065年には50.6%まで低下する見込みです。
年金を貰う側である高齢世代(65歳以上)の割合は1990年に12%だったのが、2015年には26.8%、2065年には40.4%にも達する見込みなのです。※4
おおよその数字ですが、現在の高齢世代が受け取れる毎月の年金は、国民年金と厚生年金を合わせると約20万円となります(平均支給額)。※5
一方で、現在40歳以下の年金は様々な試算がなされていますが、月々10~15万円とも言われています。
年金はそれなりに当てにできると考えられますが、その金額は心細くなっていくでしょう。
おまけに支給開始年齢が引き上げられることも検討されています。現状年金の支給開始年齢は65歳です(繰り下げで60歳からも受給は可能)。
これが将来70歳になることが検討されています。昔の厚生年金の支給開始が60歳だったことを考えると、これは十分にありえる話なのです。
若い頃から備えれば将来の不安が減る
将来のことはわかりません。ここは単純にお金に働いてもらい、副収入を得ていくことで将来の不安が減ると考えましょう。
先に挙げたアンケートが示すとおり、老後の不安とお金の不安は切っても切れない関係でしょう。
若い頃から準備をしていれば、老齢からではなく、もっと若いうちからお金に余裕が持てるようになります。
確かに現在の若い世代は、かつての世代ほど年金は当てにしづらくなっていく可能性はあります。
しかし、平和で豊かな時代に生まれました。技術は発展し、ネットなどITを活用して自由な活動、情報収集をして、様々な金融商品へ手軽に投資することもできます。
お金の余裕を持つためには、節約、本業に力をいれること、起業、副業など様々ありますが、私はお金に働いてもらうこと、つまり投資をすすめたいと思います。
その投資の中でもソーシャルレンディングをあらゆる投資の基盤として、はじめることをおすすめします。
ソーシャルレンディングは手軽に始められ、元本保全性が高い
ソーシャルレンディングは最低1万円から投資が可能です。そのため、少額でも分散投資が行えることに加え、リスクの軽減、様々な案件へのお試し投資ができます。
運用期間が1年未満の案件も多く、株式・投資信託・FXのようにいつ「買うか・売るか」のタイミングに悩ませられることがありません。
2017年における平均利回りは約8%です(※6)。これは10万円を預けていれば、税引き後約6千円のリターンが得られる計算です。
銀行定期預金の5年以上10年未満の平均利回りが約0.015%のため、ソーシャルレンディングで運用したほうが500倍以上、リターンが得られる計算となります。※7(2017年12月13日時点)
※デフォルト(貸し倒れ)は考慮しない場合
また株式投資や投資信託のように、値動きにハラハラする必要もありません。株式投資らしいテクニックもありませんので、投資初心者でも熟練者と同じ投資パフォーマンスを比較的出しやすいのです。
過渡にリスクを取りすぎないことに気をつけよう
もちろんソーシャルレンディングは投資商品ですから、元本保証はなく、損失を被るリスクがあります。
余裕資金を充てて、分散投資を心がけてください。その他の様々な注意点については下記の記事が参考になります。
・ソーシャルレンディング投資に充てるべき「余裕資金」の計算方法
・ソーシャルレンディング分散投資の4つの方法とコツ
・【投資額別】ファイアフェレットのオススメ分散投資術
・ソーシャルレンディング歴5年の投資家に学ぶアロケーションの考え方
安定したリターンを得ることにより、心の安定を保ち、他の投資も有利に
ソーシャルレンディングは比較的安定したリターンを期待できる投資商品です。(事業者や案件による)
この安定したリターンがあると、他の株式投資、投資信託といった売却益を狙う投資でも有利になると考えています。
株式投資において投資初心者が不利なのは含み損を抱えた状況です。
売ると損失が出るので株価回復を待つが、結局実行できずにさらに含み損が拡大し、最悪のタイミングで手放すことになるかもしれません。
売却により損失を確定させることへの恐怖から、冷静な判断を行うことが、難しくなりやすいのです。
この行動における最大のデメリットは決定まで時間がかかり、時間を浪費することです。
しかし、ソーシャルレンディングの利益があれば、その損失への恐怖を和らげ、冷静な判断を取りやすくなると思います。
損失を思い切って確定させ、次の行動へ移りやすくなります。これは私の体験も交えた話です。
インカムゲインであるソーシャルレンディングとキャピタルゲインである株式投資・投資信託などを組み合わせることにより、よりいっそう望ましい投資状況を実現できるでしょう。
若い頃からソーシャルレンディング投資をすれば無理なく資産形成が可能
FXなどのキャピタルゲイン投資はハイリスク・ハイリターンな投資です。
そのような投資ではなく、比較的安定した収益が期待できるソーシャルレンディング投資を若い頃から行えばコツコツと資産形成が可能です。
23歳から年間50万円貯蓄すれば60歳における資産は1,900万円です。
しかし、上記と同額をソーシャルレンディング投資に回し、平均利回り5%で運用することができれば、60歳では3,900万円の資産形成が可能です。資産形成額は倍の差があることになります。※8
私は40代で約2,500万円をソーシャルレンディングで運用していますが、毎月10~13万円の税引き後リターンが得られています。これだけの副収入があれば生活にある程度の余裕ができます。60歳を待つまでもなく、貯蓄形成はより容易になるでしょう。
リスクを抑え、充実した生活を投資で手に入れよう
投資で大きなリターンを得るためには大きなリスクを取る必要があります。そのリスクは時として重荷となり、生活の潤いをなくします。
私はソーシャルレンディングのリスクとリターンのバランスは、充実した生活の実現する上で、最適だと考えています。
若い頃からソーシャルレンディングへの投資を始めれば、その充実した生活を将来にわたって実現させやすくなるでしょう。
ぜひソーシャルレンディングへの投資をご検討してみてはいかがでしょうか。
※1:「老後の不安」について(2014年版)(ミドルの転職)
※2:個人年金に関するアンケート調査(第8回)(MyEL)
※3:年金積立金規模の推移(年金積立金管理運用独立行政法人WEBサイトより)
※4:2015年財務省資料(経済社会の構造変化~若者~)
※5:平成28年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況
※6:フィンテナ:業界分析
※7:日本銀行発表「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等について」
※8:20代からソーシャルレンディング投資を行うとどうなるのか?資産推移をシミュレーションしてみた