クラウドクレジットが約1.3億円の資金調達を実施。引受先は第一生命保険、三菱UFJキャピタル

クラウドクレジットが約1.3億円の資金調達を実施。引受先は第一生命保険、三菱UFJキャピタル

海外案件に特化したソーシャルレンディング事業者のクラウドクレジット

同社は、本日第一生命保険及び三菱UFJキャピタルを引受先とする約1.3億円の資金調達の実施に合意したことを発表した。※1

資金調達で得た資金は、サービス開発やコンプライアンス体制強化、人材採用などに充てるとしている。

今回の資金調達により、2017年12月にフェムトグロースファンドなどから資金調達した約4億円の金額を加えると、合計約5.3億円を集めたことになる。

また今回引受先として発表された第一生命保険は、ESG投資を推進しており、今回の出資は、ESG投資の一環であるインパクト投資※に該当するとしている。
※インパクト投資:収益的なリターンに加えて、社会的リターンも追求する投資方法

クラウドクレジットは海外案件に特化しているが、発展途上国の農業者や中小企業などを対象にしたマイクロファイナンスの案件も比較的多いのが特徴だ。

第一生命保険は今回の出資について、発展途上国や資金需要が旺盛な地域の事業活動促進・雇用創出などの社会的インパクト投資が期待されるとして、今後のESG投資への積極的な取り組みを述べている。※2

クラウドクレジットは2018年2月に単月出資金額約13億円を集め、同サービスで過去最高金額を記録した。3月には累計出資金額87億円を突破するなど順調な成長を遂げている。※3
今後も同社の動向には注目だ。


※1:第一生命保険及び三菱UFJキャピタルからの資金調達のお知らせ
※2:【インパクト投資】クラウドクレジット株式会社への投資
※3:クラウドクレジット 運用資産残高が60億円を突破かつ 単月出資金額が約13億円を記録