※ラッキーバンクでは返済遅延していたファンドについて、債権譲渡が決定しました(2018年12月5日時点)。詳細はこちらをご覧ください。
ラッキーバンクは国内の不動産案件に特化したソーシャルレンディング事業者です。
国内に不動産案件特化型の事業者は数多くありますが、それぞれ特徴を有します。
今回はラッキーバンクがどのようなソーシャルレンディング事業者なのか把握できるよう、他の事業者と比較し、解説しました。
ファンドテーマで比較
全事業者の中との比較
ラッキーバンクは前述の通り、不動産案件に特化しています。
現在不動産に特化した事業者は24社中8社(2017年11月時点)。
不動産案件を取り扱う事業者も含めると15社にも上ります。
ほかのファンドテーマは、再生可能エネルギー、海外諸国、マイクロファイナンス、店舗支援などがあります。
比較すると不動産案件を扱う事業者が多いのが現在のソーシャルレンディングですが、ラッキーバンクも同様となっています。
ほか不動産系事業者との比較
不動産案件に特化したほか事業者とラッキーバンクを比較すると、同社の特徴が見えてきます。
ラッキーバンクは仮に貸し倒れが起こっても投資家の元本を毀損しづらいように、全ての案件に担保を設定しています。
不動産案件がソーシャルレンディングにおいて人気である理由の一つには、担保が設定されている案件が多いことが挙げられます。
中でもラッキーバンクは担保が設定されていることが多い事業者の一つです。
加えてラッキーバンクは投資家からの人気が高いとうかがえます。
実際に案件の募集開始から5分以内に投資家応募枠が埋まってしまうこともあるほどです(2017年11月時点)。
【ソーシャルレンディングの不動産事業者一覧はこちら】
・【15社】不動産投資ができるソーシャルレンディング事業者一覧と比較
これまでの募集金額実績で比較
ラッキーバンクが投資家からこれまでに集めた金額は133億円ほど。
不動産に特化した事業者の中ではもっとも多くの募集金額です(2017年11月初旬時点)。
ほかにはLCレンディングやアメリカンファンディングも比較的多くの金額を集めています。
利回りで比較
ラッキーバンクはその高い利回り水準も特徴的です。
通常担保がついている不動産案件の場合、その保全性に対する取り組みがあることから、利回りは高くない傾向がみられます。
しかしラッキーバンクの平均利回りは高く、9%ほどという水準です。
これは業界の中では8番目に高い利回り水準となっています。
事業運営歴で比較
ラッキーバンクのソーシャルレンディング参入は2014年。
業界ではオーナーズブックに次いで6番目に早い参入事業者です。
またこの参入時期は、オーナーズブックを除き、不動産に特化したソーシャルレンディング事業者のうちもっとも早い事業者です。
ソーシャルレンディング投資家の中には、事業者の運営歴を重視する方も少なくないでしょう。
昨今は新規事業者も増えてきている背景もあり、早期から事業を運営している点は特徴的です。
まとめ
ここまでラッキーバンクをほかのソーシャルレンディング事業者と比較しました。
同テーマのファンドを提供する事業者と比較しても、独特の面を有していることがわかりました。
ラッキーバンクへの投資を検討している方は参考にしてください。
【ラッキーバンクのほかの記事はこちら】
・ラッキーバンクの最新ファンドや利回り、特徴の解説
・ラッキーバンク田中翔平社長インタビュー 〜生い立ちやソーシャルレンディングのリスクまで〜
・ラッキーバンクの口座開設方法・流れ!チェックポイント付き