
maneoファミリー※1の一員であるソーシャルレンディング事業者のキャッシュフローファイナンス。
同社はどのような評判や口コミを集めているのでしょうか。
今回はキャッシュフローファイナンスの評判や口コミををまとめて解説しました。
コインランドリー案件を始め、ユニークな案件を揃えている一方で、担保無し案件も取り扱うなど、キャッシュフローファイナンスは特徴あるソーシャルレンディング事業者です。
目次
キャッシュフローファイナンスの良い評判
2017年2月よりサービスを開始したキャッシュフローファイナンスは、maneoファミリーの一員。
よくみられる評判について、まずは良い評判を下記にまとめました。
【良い評判】特徴的なファンド
ソーシャルレンディング市場の拡大に伴い、様々な事業者がソーシャルレンディング市場に参入しています。
その結果、市場内競争も激しくなっている影響か、事業者はそれぞれ個性を発揮しています。
キャッシュフローファイナンスの場合は、業界内でも特徴的なファンドを取り扱っています。
同社の特徴的なファンドの代表として取り上げられる機会が多いのは、コインランドリーファンドです。
同ファンドは不動産会社への融資とはなりますが、不動産会社保有の設備を利用してコインランドリー事業を運営する企業に対して融資が行われるものです。
コインランドリーファンドのみならず、障害者就労支援の設備賃貸事業向けファンド、体験型エンターテイメント施設ファンド、最新技術導入支援ECOファンド等、他社にはないユニークなファンドが見られます。
こうした特徴的なファンドは評判や口コミが集まりやすい傾向にあります。同様の例として、クラウドリアルティが募集するファンドも特徴的な点が話題となりました。
【良い評判2】様々な運用期間のファンド
運用期間がほぼ変わらないファンドを募集するソーシャルレンディング事業者も多い中、キャッシュフローファインアンスは2ヶ月から24ヶ月と多様な期間のファンドを取り扱っています。
6ヶ月のファンドが中心となっていますが、6ヶ月以内のファンドも多く取り扱っており、短期で資金を回すタイプの投資家にとっては良い評判・口コミとなるでしょう。
また、多様な運用期間のファンドがあることは、「ラダリング」の観点からみると、投資家としては好ましいことでしょう
【ラダリングについてはこちら】
・「ラダリング」でソーシャルレンディングの流動性デメリットを解消!コンセプトと実践方法を解説
【良い評判3】利回りは高め
キャッシュフローファイナンスの案件は利回り10%ほどのものが多くみられます。
利回り10%は比較的高い水準のため、投資家にとっては良い評判材料となるかもしれません。
中には利回り12.0%ほどの高利回りファンドもあります。
高利回りということは、リスクも伴う可能性があります。
投資を検討する際は担保や分散、その案件の吟味を注意深く行いましょう。
【良い評判4】担保が設定されているファンドもあり
ソーシャルレンディングでは、借り手が債務不履行になった際に、設定していた担保を売却することで損失を抑えようとするファンドが見られます。
キャッシュフローファイナンス社も同じく、担保付きの案件が複数あります。
もちろん実際に担保設定をしていてもいざと言う時に、「本当に担保権を行使して売却できるのか」、「売却できたとして想定通りの資金の回収ができるのか」「回収までに相当の時間がかかるのではないか」などの懸念もあるでしょう。
担保や保証が付いていても、回収が必ずなされる訳ではありません。
しかしながら担保や保証付きの案件は、無いよりも安心感が高まるといえるかもしれません。
担保がどれほど効果があるのかについては、投資家のリスク判断次第となるでしょう。投資判断においては、担保のみを頼りにしないように注意しましょう。
キャッシュローファイナンスのその他の評判
上記の良い評判を除く、その他の評判で代表的なキャッシュフローファイナンスの評判について下記にまとめました。
【そのほかの評判1】実績はこれから
キャッシュローファイナンスは2016年10月の会社設立で、2017年2月よりサービスを開始。
サービス開始から約1年ほどで累計の応募額は20億円を突破しています。(2018年3月時点、フィンテナ調べ)
ただし、maneoファミリーの他事業者と比較すると、その応募額実績をこれからさらに積んでいく余地があると思われるのでは無いでしょうか。
なお、キャッシュフローファインナンスのWebサイトによると、2018年3月20日時点で、21億円超の貸付け金額のうちすでに8億円超分を完済しているとのことです。
【その他評判2】社長について
キャッシュフローファイナンスの社長・根本貴宏氏について、「略歴が分からない」との口コミも散見されます。
根本氏の略歴は以下の通り。
大手外資系金融機関にて不動産投資業務に携わり、その後、J-REITの組成並びにシステム化の事業推進を行い、不動産、金融、システムとそれぞれの業界のプロフェッショナルの間に入りプロジェクトを行う。
現在は、過去の経験を活かして、2017年2月よりクラウドファンディング事業を開始した。
maneoが合同で開催するセミナーではキャッシ ュフローファイナンスが参加することもあり、その際に事業者を運営する方々を確認できます。
基本的には東京で開催されているようなので、近くにお住いの方は足を運んでも良いでしょう。
また、キャッシュフローファイナンスでは、事業説明会を随時開催しているようです。
メールで問い合わせが可能なので、セミナーに参加を希望する方は運営事務局( support@cf-finance.jp )へご連絡しても良いでしょう。
ソーシャルレンディング投資には事業者のリスクが付き物です。
事業者のリスクを検討する際に、社長やその事業者運営に関わる人がどのような方なのかは重要な点でしょう。
セミナーの参加を経て、同社への評判・口コミが変わる投資家の方もいるかもしれません。
まとめ
キャッシュフローファイナンスは、コインランドリーファンドなど特徴的なファンドを募集するソーシャルレンディング事業者です。
ただし短期案件かつ利回りの高い案件が中心ながら、担保無し案件も多く存在しており、投資検討の際は投資家が充分に内容を把握しリスク検討を行う必要があります。
投資の際はリスクをできる限り抑えた上で行うようにしましょう。
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