![【2018年更新】アメリカンファンディングの評判・口コミをまとめて解説しました](https://fintenna.jp/wp-content/uploads/2017/09/capture_americanfunding.png)
アメリカンファンディングは、アメリカの不動産開発に特化したソーシャルレンディング事業者です。今回はそんなアメリカンファンディングに、どのような評判や口コミがあるのか探っていきます。
目次
アメリカンファンディングの良い評判
アメリカンファンディングは約1000人の投資家が登録しており、これまで集めた金額は7億円弱です。※1(2017年9月時点)
他の事業者と比較すると成立ローン額の規模は大きくはありませんが、一定の投資家数を有しているといえます。投資家の方々にはアメリカンファンディングはどのようにうつっているのでしょうか。
【良い評判1】海外案件に特化している
アメリカンファンディングはアメリカの不動産に特化している不動産事業者であることが評判のようです。
ソーシャルレンディング業界に不動産案件は多いものの、その多くは国内のファンドです。
国内の不動産案件は、当然国内の不動産市場の影響を受けますが、海外案件は異なります。
分散投資を意識して海外案件に投資を行うことで、損失リスクを軽減できる可能性があります。
※ただし場合によります。
【良い評判2】全てのファンドに担保が付いている
アメリカンファンディングは、全案件にアメリカの不動産を担保として付けています。
日本でも不動産を担保としたファンドは評判がありますが、海外のファンドに際しても同様です。
担保があると、借り手企業が債務を果たせず貸し倒れがあった際でも、担保を売却することで投資資金を回収できる見込みを高めることができます。
貸付比率も担保金額の80%以内に抑えられており、全額回収できる可能性を高めるように工夫しています。
こうした試みは良い評判、口コミに繋がりやすいでしょう。
【良い評判3】利回りが比較的高い
投資家は安全性を確保しながらも、当然利回りが高い案件に投資をしたいとも思うもの。
アメリカンファンディングの利回りは、平均約9.6%と高水準です。※1(2017年11月時点)
不動産担保が設定されていながらも、この高利回りであるため、良い評判、口コミが集まっているようです。
また、貸し倒れも0件です。
【良い評判4】為替リスクが抑えられている
海外のファンドに投資をする際に、気になるのが為替リスクです。
円高円安により、チャンスともリスクともなる為替リスクですが、投資をする際には為替リスクは抑えたい、と考える投資家も多くいるでしょう。
アメリカンファンディングでは全ての案件に対して為替ヘッジを行っています。
日米間で為替相場の変動があっても投資家が受け取る金額は変わらないようにしています。
ただし不動産担保の価値にまで為替ヘッジは及んではいないので、万が一に貸し倒れが発生し、担保の不動産を売却して投資家に資金を返還するときには、現在の評価額と変動してしまう可能性があります。
そのリスクは認識しておきましょう。
【為替リスクについてはこちら】
・ソーシャルレンディングに対する為替リスクの影響と対策
アメリカンファンディングの他の評判
アメリカンファンディングの良い評判を紹介してきましたが、次に他の評判について紹介します。主に募集額と市場リスク、実績の3点がありました。
【他の評判1】案件あたりの募集額は大きくない
アメリカンファンディングが募集するファンドの、1案件あたりの募集金額は500万円から800万円程度です。
他のソーシャルレンディング事業者の募集ファンドと比較すると、規模は小さめです。
1000万円未満のファンドは、場合によっては数名の投資家の資金で枠が埋まってしまうことがあります。
そのためアメリカンファンディングのファンドに投資をしたくとも投資できないという評判や口コミが見られます。
もちろんファンドによって募集金額は異なり、1000万円を超えるものや200万円程度の募集もあるため、アメリカンファンディングのファンドに投資したい場合は、新しいファンドを見逃さないようにメールマガジンの購読などをしておく必要があるでしょう。
【他の評判2】アメリカ市場リスク
アメリカンファンディングの特徴でもあるアメリカの不動産案件には、政治・経済的なものから自然災害などアメリカ特有のリスクを懸念するという評判や口コミもあります。
アメリカは世界各国と政治の折衝がある国です。
他国との関係性次第では、為替相場や経済動向の大きな変化もありえるでしょう。
過去にはアメリカ発の経済危機として、サブプライムローンの崩壊や、リーマンショックなどがあり、株式市場や為替相場の暴落を招きました。
自然災害として、ハリケーンなどのアメリカ特有のリスクもあります。
日本の案件の場合には日本特有のリスクがあるのと同様に、アメリカの案件にはアメリカ特有の市場リスクもあることは認識しておく必要があります。
【他の評判3】募集実績はまだ少ない
アメリカンファンディングのこれまで集めた募集金額は7億円弱で、同じように海外の不動産案件を専門としているガイアファンディングに比べても小規模となっています。
上記のような数字となっていることから、実績が少ないという評判・口コミもあります。
たしかに募集金額自体は少ないものの、案件数はそれほど少ないわけではありません。
アメリカンファンディングの運営元は、111 Capital, Inc.というアメリカに本社を持つ不動産会社で、不動産投資全般の事業や物件管理事業などを中心に10年以上の実績を持ちます。
また代表の角内創氏は、米国カリフォルニア州公認不動産取引主任者、米国税理士などアメリカの不動産に関わる資格を複数持ち、リーマンショックやサブ・プライムローン問題などを乗り切ってきた経験を持っています。
これらの実績も考慮すると、今後の案件数や募集金額に期待が持てるかもしれません。
まとめ
以上、アメリカンファンディングの評判や口コミをお届けしました。
アメリカンファンディングは、比較的利回りが高い、米国不動産特化型のソーシャルレンディング事業者です。高利回りの案件や海外案件に分散投資したい方は、アメリカンファンディングへの投資を選択しているようです。
【アメリカンファンディングの最新の利回りやファンドはこちら】
・アメリカンファンディングの特徴やリスクは?米国不動産に特化
※1:フィンテナ調べ
※2:フィンテナ調べ