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ガイアファンディングは、アメリカの投資案件に特化したソーシャルレンディング事業者です。
ソーシャルレンディング業界では海外案件に特化した事業者は少ないものの、ガイアファンディングではアメリカの投資案件を専門としているといった特徴を持ちます。
今回はそんなガイアファンディングについて、評判や口コミをまとめました。
目次
ガイアファンディングの良い評判
ガイアファンディングがソーシャルレンディング事業を開始したのは2015年の10月です。
サービス開始以来、2年以内に投資総額は約45億円を記録しており、海外専門という特異性もあります。
ガイアファンディングに投資をしている人がどのような点に特にメリットを感じていて、何が評判・口コミとなっているのか、投資家の声などから探ってみましょう。
【良い評判1】海外案件に特化したソーシャルレンディング事業者
ガイアファンディングは、アメリカの投資案件を専門としていることが評判です。
現在日本のソーシャルレンディング業界は、国内不動産案件が多い状況です。
分散投資をするために海外の案件を探してもまだまだ豊富ではないのが現状ですが、そんな中、ガイアファンディングは海外に特化したソーシャルレンディング事業者として営業しています。
こうした点から分散投資における選択肢の1つとして良い口コミ・評判があると考えられるのではないでしょうか。
【良い評判2】利回りが比較的高い
ガイアファンディングが分散投資に適していると言っても、その投資先に魅力がなければ投資をする意味はありません。
ガイアファンディングの案件は比較的利回りが高いという特徴もあります。
その平均的な利回りは約9.7%と、不動産投資案件をメインにしているソーシャルレンディング運営会社の中でも高利回りとなっています。(2018年4月時点、フィンテナ調べ)
ソーシャルレンディングに投資をする意味として、高利回りのリターンを確保できる点を理由に上げる人も多いため、ガイアファンディングは利回りという点でも評判となっていると言えるのではないでしょうか。
経営層はアメリカの不動産投資を自らでも手がけてきたメンバーが多く、アメリカの不動産事情にも精通しているので、経験に基づいた案件の組成を期待したいところです。
もちろん、海外案件のため為替変動についても考慮する必要があります。
【利回り順に比較したい方はこちら】
・ソーシャルレンディング事業者の平均利回り
【良い評判3】全ての案件に担保がついている
担保設定という点も評判のようです。
ガイアファンディングでは投資家への安全性を提供するために、全案件において不動産を担保に設定しています。
日本のソーシャルレンディング案件でも不動産案件に担保を設定していることが多く見られますが、ガイアファンディングでも同じように、万が一の貸し倒れに備えて担保を設定しています。
※担保の評価額などにも注意する必要があります
担保が設定されていると、貸し倒れなどが起こった際に損失リスクを低減することができるため、こうした点も投資家から評判となるようです。
なお、ガイアファンディングがアメリカで提携している不動産開発業者は、名前は明らかにされていないものの、長年実績のあるビジネスモデルを運営し利益を出している不動産事業者とされています。
その会社による審査を通過した案件を投資家に提供しているとのことです。
ガイアファンディングのその他の評判
一方でどんなソーシャルレンディング事業者も良い評判ばかりではありません。
そういった人たちは同社の案件のどんな点に不安を感じているのでしょうか。評判や口コミを見てみましょう。
【評判1】為替の変動によるリスク
ガイアファンディングに関する為替リスクは不安という口コミ・評判があります。
ソーシャルレンディングに限らず、海外に投資をする上で伴われるリスクに為替の変動があります。
FXなどは通貨間の為替相場の変動で利益を出しているわけですから、リスクになる時もあれば、為替相場の変動で利益を出すこともできる、いわば諸刃の剣となっています。
ただしソーシャルレンディングに関しては相場の変動で利益を出すことを目的にしていないので、為替相場の変動による投資した金額の変化を抑えるように、一定の費用を支払って為替リスクをヘッジすることが多くなっています。
ガイアファンディグでも為替ヘッジを行っているので、例えば1ドルが現在の約110円から90円になったとしても、100ドルの利益が発生したとして、その金額は投資したタイミングでの円相場によって支払われることになっています。
つまり募集をしたときに1ドル110円で年間100ドルの利益が出るとしたら、1年後に1ドル90円になっていてもしっかり11000円が支払われるわけです。
しかし担保価値においては為替リスクのヘッジを行うことができないので、万が一に貸倒れが発生した際には、リスクが発生する可能性もあります。
具体的な例を挙げると、1000万円の案件に投資を行い、その時点での物件の評価額が10万ドルだとします。
国内で見ればその物件は1100万円の評価額となり、それと同等に近い担保価値がある物件とみなされるでしょう。
しかし円高が進み、1ドル90円になったとすればその物件の評価額はアメリカでは10万ドルのままですが、日本円にすれば900万円になってしまいます。
10万ドルで担保が売却できたとしても、投資家への返済を日本円で行えば900万円にしかなりません。
そういったリスクが発生することはきちんと把握しておきましょう。
【為替リスクについて詳しく知りたい方はこちら】
・ソーシャルレンディングに対する為替リスクの影響と対策
【評判2】国のリスクがある
日本とは異なる情勢リスクに関して不安という口コミ・評判があります。
アメリカの不動産に特化しているガイアファンディングは、アメリカならではの事情によって案件の安全性が損なわれることがあります。
例えばハリケーンが全米を横断し、甚大な被害を不動産にも与える可能性があります。
アメリカならではの自然災害で、日本では想定しない規模の被害が、不動産に及ぼされる危険性があります。
またトランプ大統領の就任でドル相場が乱高下をしたり、外国との戦争が起こったりすることで、国内情勢、そして経済が大きく変化を起こすリスクも孕んでいます。
世界でも中心的なポジションとなっているアメリカですから、自分たちが与える影響も他の国から与えられる影響もとても大きなものです。
それはサブプライムローンの崩壊、そしてリーマンショックが全世界に与えた影響を見ても明らかといえます。
まとめ
ガイアファンディングはアメリカの不動産に特化したソーシャルレンディングですが、アメリカという国に対しどれだけ情報を持っているか、興味があるかで投資対象の範疇から外してしまう人もいるのではないでしょうか。
一方、メインの投資先にするのではなく、海外に分散投資をしてリスクヘッジをしたいという人は、ガイアファンディングを検討することもあるでしょう。
投資を検討する際は、事業者の信頼性や分散投資、ファンドの中身など多面的に考慮し、リスクを抑えた投資を心がけましょう。
【ガイアファンディングについて詳しく知りたい方はこちら】
・ガイアファンディングの特徴やリスクについて