【最新版】LCレンディングってどんなサービス?評判や口コミ、実績も紹介!

【最新版】LCレンディングってどんなサービス?評判や口コミ、実績も紹介!

LCレンディングは、JASDAQ上場企業であるLCホールディングスの子会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。

親会社の保証が付く案件もあるなど、グループ企業の強みを生かした事業運営が特徴です。

LCレンディングでのソーシャルレンディング投資を検討している方にとって、この事業者にどんな特徴があるのか、これまでの実績はどうなのかなど気になるところでしょう。

今回はそんなLCレンディングについて、評判や口コミや投資家の実績などをまとめました。
LCレンディングについて知りたい方は参考にしてください。

LCレンディングとは

LCレンディング

LCレンディングはソーシャルレンディングサービスの1つ。
ソーシャルレンディングといってもサービス毎に異なる特徴がある中で、LCレンディングは国内不動産プロジェクトへの融資案件を提供していることが多いです。

そんなLCレンディングは2015年7月にサービス開始し、その募集総額は100億円を突破。
2017年11月には120億円まで達しています。

ソーシャルレンディングといえば大手の会社はいくつか思いつくかもしれません。
しかし、LCレンディングのこれまでの募集総額を見ると実は大きな規模となっていることがわかります。

また、ソーシャルレンディングの運営会社は中小企業も少なくありません。
投資家の中には運営会社がどういった事業を行なう会社なのか、親会社があるのかなどを気にする方もいます。

SBIソーシャルレンディングがその例でしょう。
同社が提供するファンドの利回りは特に高いわけではありません。
しかしながらSBIグループ運営という背景があるため、これまでに大きな実績を上げているとうかがえます。

LCレンディングは上場企業の子会社が運営しているソーシャルレンディングサービスです。
同社で投資する投資家にはこうした点を重視している方もいるでしょう。

LCレンディングの実績

LCレンディングは100億円以上の資金をこれまでに集めているという実績がありましたが、同社はそのうちいくらを償還・分配しているのでしょうか。

LCレンディングではこれまでに1,100件以上のファンドが成立し、うち800件ほどを完済しています。
8割弱のファンドが完済されていると考えられます。

ソーシャルレンディング投資を検討する方の中には、商品自体や事業者を怪しいと感じる人も少なくないようですが、LCレンディングでは返済が行われていることがうかがえます。

また、同社はこれまでに50億円超を完済しているとのこと。
LCレンディングが募集するファンドは1件あたり1,000万円を超えるものも多く、成立ファンド数が同じである他の事業者に比べて、金額ベースでみると大きいものになっていることがわかります。

LCレンディングの良い評判

LCレンディングの評判や口コミはどうなのか?

続いてLCレンディングの評判や口コミを見ていきます。
まずはLCレンディングの良い評判を確認しましょう。

【良い評判1】ロジコムグループの企業という信頼性

LCレンディングはグループ企業や親企業による信頼性があるという評判があります。

まだ日本でソーシャルレンディング市場が勃興してきてから日が浅いだけに、ソーシャルレンディング事業者の中には中小企業が多い状況です。
実際に、中小企業といえない規模であるのは、長く営業をしているmaneoグループ、SBIグループに所属をしているSBIソーシャルレンディングなどです。

一方でLCレンディングもしっかりとした母体を持っていることから、ソーシャルレンディング業界でも数少ない事業者といえます。

LCレンディングの親会社はジャスダック市場にも上場している「LCホールディングス株式会社」です。
このLCホールディングス株式会社を中心に、「ロジコムグループ」が形成されており、その中にLCレンディングが所属しています。

このグループの中では3社が役割分担を行い、投資家に積極的な投資機会の提供と、その安全面の確保をしています。

  • LCレンディング:投資家に投資機会を与えるプラットフォームであるLCレンディングの運営
  • LCパートナーズ:投資対象となる優良案件を発見したり、資産運用を行う。担保として価値があるか、収益を出せる物件であるかなどを厳正に見極める。ファンドの運用も同社の担当。
  • ロジコム:不動産価値の維持・向上を担う。LCパートナーズと連携し、取得した不動産を管理してその質の向上を図る。

3社の連携により、質の高さを求めた不動産の取得と運用、ソーシャルレンディングプラットフォームの運用が行われているので質の高さを意識したサービスの提供と、投資家の期待が高い投資案件の募集を行っているのがLCレンディングの強みとなり、良い評判につながっていると言えるのではないでしょうか。

会社の規模が大きければ実績という点での安心感はあるかもしれません。実際に上場企業であれば、それにふさわしいコンプライアンスの遵守も求められるでしょう。

「新興中小企業では不安が残る」という投資家にとっても、親会社やグループ企業による信頼という点では評判があります。
もちろん上場企業なので、業績も明らかにされています。経営状態を見ながら投資の判断を行なうことができます。

【良い評判2】少額から投資可能

ソーシャルレンディングは少額投資可能であることが魅力ですが、中には最低投資額が10万円という事業者もあります。

LCレンディングの最低投資額は、特に低い「2万円」という金額から投資可能です。

これはソーシャルレンディング業界でも最低に近い水準です。最低投資額が低いと同社の案件で得られる分配金をすぐ投資に回すこともできるため、複利効果も期待しやすいと言えます。
こうした理由から最低投資額の低さが良い評判につながることもあります。

【良い評判3】不動産担保付きファンドが多い

LCレンディングは担保付きの不動産案件が評判となっているようです。

LCレンディングの投資対象案件は基本的に、グループ会社が探して運用をしている不動産案件です。

担保としても不動産が設定されていることが少なくなく、不動産担保の案件は募集を開始してもすぐに投資金額の上限に達してしまうことも多くなっています。

LCレンディングのグループ会社「ロジコム」はその名前のとおりに物流関係に強い会社でしたが、そのロジコムが太いパイプを持つ物流施設や倉庫、そして商業施設などへの投資資金の提供、そしてそれらを担保とした案件も少なくないため、貸し倒れがおきた際のリスクは、担保無しの案件よりも抑制が期待できます。

【良い評判4】投資案件が豊富

LCレンディングは投資案件が多いことが評判となっているようです。

同社の投資案件を見ると、これまで520件以上の案件募集しています。

人気の高いソーシャルレンディング事業者の中には、投資案件の数が少なく、またすぐに投資募集金額上限に達してしまうので、結果的に投資できず収益を得られないということもあります。
投資案件の豊富さは、そのまま利益を得る機会の多さにつながるのです。

LCレンディングの他の評判

LCレンディングの評判や口コミはどうなのか?

次にLCレンディングのどういった要素が投資家にとって懸念なのかなど、他の評判を見てみましょう。

【他の評判1】LCレンディングのみでは分散投資がしづらい

分散投資という観点では、投資テーマの分散がLCレンディングのみではできないという評判があります。

ソーシャルレンディングでは貸し倒れが起こった際の備えとして分散投資をすることが欠かせません。
分散投資には「投資をする事業者」や「投資案件のテーマ・属性」を分散するなどいくつか種類があります。

LCレンディングでは不動産案件が多いため、不動産市場の景気変動による影響を受けやすいと言えます。
不動産市場が不況となれば、貸倒れが一斉に起き、担保価値が低下して、投資資金を回収できなくなるリスクを孕んでいます。

LCレンディングはもれなく不動産関係の投資案件となっているので、投資対象の分散ができない部分は留意が必要です。

【他の評判2】平均利回りは高くない

ソーシャルレンディング業界では10%ほどの利回りの案件も散見されます。こうした利回りの高さを重視しながら投資をする投資家もいるでしょう。

一方、LCレンディングがこれまでに募集した案件の平均利回りを見てみると、その数字は6%を下回るものとなっています。
もちろん定期預金などより遥かに高金利ですが、ソーシャルレンディング業界比では低い水準です。

利回りを重視する投資家からは魅力を感じるとは言えない評判を受けることもあるかもしれません。

ただし投資利回りの高さは融資を受ける側からすればリスクです。仮に貸し倒れなどが起こると、想定利回りが高くとも損失を被る可能性もあるという点は認識しておきましょう。

【他の評判3】投資の機会を得づらい

LCレンディングではファンドの応募開始直後すぐに投資応募枠が埋まってしまい、投資の機会を得られにくいという評判も見られました。

LCレンディングの各ファンドを見ると、実際に応募開始1分ほどで募集枠が埋まっているファンドも見られます。

この事象については同社の社長がブログにて以下のように回答しています(回答されているのは大型ファンドについてです)。

LCレンディングでは個人投資家の方のほか、金融機関、機関投資家、事業法人等幅広くお付き合いをさせていただいており、個人投資家以外からの資金調達ルート、調達実績も多くあるうえ、これらの資金供給元からのリクエストはそれぞれ異なっています。
<中略>
また、不特定多数の一般投資家の方に画面上でどこまで情報を開示できるのかという問題もあります。例えば不動産取引においては、売主との契約において「売買価格は公表しない」という条文が盛り込まれていることも多々あるのですが、そのような場合は肝心の物件取得価格を明示できないこともありえます。

と、このような様々な制約の下、必要な金額を調達する際の条件や機動性等を総合的な観点から考慮した場合に「大型ファンド」というオプションを採用するケースもあるわけです。

可能性として個人以外の投資家による投資もあるということでしょう。

まとめ

LCレンディングは、親会社の信頼性や投資案件の多さという点で良い評判があります。

投資を検討する際は、案件の中身や事業者の信頼性などを考慮し、リスクを抑えた投資を行いましょう。