【最新版】手数料が低いお得なサイトは?クラウドファンディングの手数料比較と事業者別一覧まとめ

【最新版】手数料が低いお得なサイトは?クラウドファンディングの手数料比較と事業者別一覧まとめ

クラウドファンディング事業者は各社手数料によって収益を得るビジネスモデルです。
購入型や寄付型などにより、その手数料は異なり、事業者によっても手数料の種類や金額が異なります。
今回の記事では、クラウドファンディングサービスの手数料を一覧にして、比較解説しています。

各クラウドファンディング事業者の手数料一覧

クラウドファンディングと一口に言えど、その種類は複数あります。
現在、もっとも知名度が高いのは購入型クラウドファンディングでしょう。
実際には、購入型クラウドファンディング以外にも、寄付型や融資型など様々です。

それぞれビジネスモデルが異なるため、この記事では、種類ごとに手数料をご紹介します。

購入型クラウドファンディング事業者の手数料

購入型クラウドファンディングでは、通常の手数料の他に、決済手数料も必要になるサービスもあります。

各クラウドファンディングサービスを検討する際には、決済手数料も考慮に入れましょう。

事業者名 手数料
moonshot(ムーンショット)
※新規プロジェクトの募集は停止されています。(2018年7月11日時点)
5%
Kibidango【きびだんご】 10%
MotionGallery(モーションギャラリー) 10%
checkered flag(チェッカーフラッグ)
※個人や設立3年以内、また資本金3,000万円未満の企業の場合は手数料が5%になります。(2019年2月7日時点)
10%
CAMPFIRE(キャンプファイヤー) 17%
Readyfor(レディーフォー)
※シンプルプランの場合は手数料が12%になります。(2018年7月25日時点)
17%
Kanatta 17%
Makuake(マクアケ) 20%
A-port(エーポート) 20%
GREEN FUNDING(グリーンファンディング) 20%
ShootingStar (シューティングスター) 20%
COUNTDOWN(カウントダウン) 20%
ENjiNE(エンジン) 22.80%
未来ショッピング 22.80%

寄付型クラウドファンディング事業者の手数料

寄付型クラウドファンディングの手数料は、購入型クラウドファンディングと同様のモデルです。

事業者名 手数料
Readyfor Charity 17%
JAPANGIVING 15%
A-port寄付型 20%

投資型クラウドファンディング事業者の手数料

現状、投資型クラウドファンディング事業者自体が少数のため一概に手数料の形式は決まっていません。

しかし、株式投資型クラウドファンディング事業者であるFUNDINNOは、株式の発行価格かかる手数料のほか、審査料も必要とされます。

事業者名 手数料
FUNDINNO 10万円+実費
募集成立時に株式の発行価格の総額10〜20%

融資型クラウドファンディング事業者の手数料

通常、融資型クラウドファンディングはソーシャルレンディングと言われますが、手数料はファンドによって異なります。
一般的には1%から5%ほどの手数料を差し引くことが多いようです。

融資型クラウドファンディング事業者一覧

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では、ファンド毎(借り手企業毎)に手数料が異なります。
それでも通常は融資の返済額のうち1〜5%が相場のようです。

以降、比較的実績のあるソーシャルレンディング事業者をご紹介します。

オーナーズブック

オーナーズブックがエクイティ型ファンド提供へ

オーナーズブックは不動産案件に特化した融資型クラウドファンディングプラットフォームです。

2017年にはマザーズ上場を果たし、融資型クラウドファンディングの中でも数少ない上場企業となりました。都内のマンションや商業ビルを対象にした不動産案件を中心にしつつ、京都の物件のリノベーション案件なども掲載しているのが特徴です。

SBIソーシャルレンディング

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

ネット証券大手のSBI証券を傘下に抱えるSBIグループのグループ会社、SBIソーシャルレンディング
国内では2017年8月現在で募集金額2位のプラットホームとして成長しています。

クラウドバンク

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

クラウドバンクは国内で3番目に生まれた融資型クラウドファンディングプラットホームです。
証券会社が運営しているというところが特徴です。

maneo(マネオ)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

maneoは融資型クラウドファンディングの中で最大かつ最も老舗のプラットホームです。
不動産をはじめとした様々なファンドがみられます。

クラウドクレジット

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

海外のファンドに特化した融資型クラウドファンディングプラットホームがクラウドクレジット
特徴的なファンドを多く揃えています。

トラストレンディング

トラストレンディング

トラストレンディングは、比較的利回りが高く、不動産テーマの案件などを提供するソーシャルレンディング事業者です。

不定期にキャンペーンも行なっています。

トラストレンディングを運営するエーアイトラスト株式会社に対し、2018年12月14日付けで行政処分が行われました。詳しくはこちらをご覧ください。

株式投資型クラウドファンディング事業者一覧

FUNDINNO(ファンディーノ)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

FUNDINNOは投資家個人が未上場企業に投資できるクラウドファンディングプラットホームです。
投資した企業が上場や売却などすることで、キャピタルゲインを得られることが特徴となっています。

・サービス名:FUNDINNO(ファンディーノ)
・URL:https://fundinno.com/
・手数料:10〜20%

購入型クラウドファンディング事業者一覧

クラウドファンディング事業者を検討する際、手数料は重要な判断基準の1つです。
しかしながら、それぞれ特徴があるのも事実です。

ここからは、事業者それぞれの特徴を簡単に解説いたします。

moonshot(ムーンショット)

Moonshot(ムーンショット)

Moonshotとは2014年4月13日に産声をあげたクラウドファンディングサービスです。
Moonshotで募集したプロジェクトのうち、業界最高水準である75%以上ものプロジェクトが目標金額以上の資金を集めています(2017年1月時点)。
また、成立した500万円以下のプロジェクトは、3営業日以内に振込がされるという最高水準の早さを持っていることも特徴です。

※新規プロジェクトの募集は停止されています。(2018年7月11日時点)

・サービス名:moonshot(ムーンショット)
・URL:https://moon-shot.org/
・手数料:5%

kibidango【きびだんご】

kibidango

Kibidango【きびだんご】は楽天の役員経験を持つ松崎氏が立ち上げたサービスです。
Kibidango【きびだんご】におけるプロジェクトの成功率は8割を超えるとしており、プロジェクトの実現可能性を重視したクラウドファンディングサービスであることが窺えます。

・サービス名:Kibidango【きびだんご】
・URL:https://kibidango.com/
・手数料:10%

Motion Gallery

【最新版】手数料が低いお得なサイトは?クラウドファンディングの手数料比較と事業者別一覧まとめ

Motion Galleryはクリエイティブ系のプロジェクトを数多く掲載しているクラウドファンディングサービスです。
また資金調達だけではなく、資金調達と映像制作をワンストップで提供するサービスなども展開しているのが特徴です。

・サービス名:Motion Gallery
・URL:https://motion-gallery.net/
・手数料:10%

checkered flag

【最新版】手数料が低いお得なサイトは?クラウドファンディングの手数料比較と事業者別一覧まとめ

checkered flagは株式会社オートバックスセブンが開始したクラウドファンディングサービスです。
目標金額を達成したプロジェクトは、全国のオートバックスグループ店舗での販売も検討されるなどが特徴。

・サービス名:checkered flag
・URL:https://checkeredflag.jp/
・手数料:10%
・手数料(個人や設立3年以内、また資本金3,000万円未満の企業):5%

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

CAMPFIREは国内で有名なクラウドファンディングサービスの1つです。
国内最大級のプラットホームとして、多岐にわたるプロジェクトが日々立ち上がっています。
また、CAMPFIREはソーシャルレンディングと呼ばれる、融資型クラウドファンディングへの参入も表明しています。

・サービス名:CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
・URL:https://camp-fire.jp/
・手数料:17%

Readyfor(レディーフォー)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧

社会貢献性の強いプロジェクトが多く見られるクラウドファンディングプラットホームがReadyforです。
Readyforは広報活動にも積極的で、様々なメディアで取り上げられている実績があります。

プロジェクト数も多数ある国内最大級のプラットホームです。

・サービス名:Readyfor(レディーフォー)
・URL:https://readyfor.jp/
・手数料(フルサポートプラン):17%
・手数料(シンプルプラン):12%

Kanatta

【最新版】手数料が低いお得なサイトは?クラウドファンディングの手数料比較と事業者別一覧まとめ

Kanattaは女性専用クラウドファンディングサービスです。
ファンクラブ機能に加え、アンバサダーやリアルイベントなど多くのサポートを提供しているのが特徴です。

・サービス名:Kanatta
・URL:https://kanatta-lady.jp/
・手数料:17%

Makuake(マクアケ)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧

サイバーエージェントが運営するクラウドファンディングプラットホームがMakuake。
サービス開始後、3年間で累計15億円の調達金額を突破しています。

また、1000万円以上の金額を調達したプロジェクトは27件と、業界最多数を誇るとしています。

・サービス名:Makuake(マクアケ)
・URL:https://www.makuake.com/
・手数料:20%

A-port(エーポート)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

A-portとは朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサービスです。
クラウドファンディングサービスは多く存在しますが、主要サービスの一つとして、大きな知名度を得ています。

THE HUFFINGTON POSTをはじめとした、同社が有するメディア掲載の可能性もあるため、PR力が強いサービスと言えるでしょう。

・サービス名:A-port(エーポート)
・URL:https://a-port.asahi.com/
・手数料:20%

GREEN FUNDING(グリーンファンディング)

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧

GREEN FUNDINGは”モール型”という新しいかたちのクラウドファンディングを推進する特徴的なクラウドファンディングサービスです。

・サービス名:GREEN FUNDING(グリーンファンディング)
・URL:https://greenfunding.jp/
・手数料:20%

COUNTDOWN(カウントダウン)

COUNTDOWN

COUNTDOWNは、海外にも目を向けた日英対応のクラウドファンディングサービスです。

プロジェクトの起案者はチャレンジャーと呼ばれ、ベンチャーキャピタルや地方自治体などから様々なアドバイスを受けながら、プロジェクト成立を目指すことができます。

また、出来上がった商品は越境ECサイトの「ALEXCIOUS」を通し、海外に向けても販売されるため、起案者のPR機会が増えます。

・サービス名:COUNTDOWN(カウントダウン)
・URL:https://www.countdown-x.com/
・手数料:20%

ENjiNE(エンジン)

enjine(エンジン)

enjineは”チケット購入型”という新しい概念を用いたクラウドファンディングサービスです。
権利をチケット化することで、家族の分やプレゼントとして購入することも可能になるという、購入クラウドファンディングの選択肢を広げるような仕組みとなっています。

・サービス名:ENjiNE(エンジン)
・URL:https://www.en-jine.com/
・手数料:22.80%

寄付型クラウドファンディング事業者一覧

寄付型クラウドファンディング事業者は国内に多く存在しません。
また購入型、寄付型が両方混在している事業者があります。

JapanGiving

クラウドファンディングの手数料目安と事業者別一覧まとめ

社会貢献性の強いプロジェクトの募集を基本としているのがJAPANGIVINGの特徴です。
寄付型クラウドファンディングのプラットホームとしては国内最大規模を誇ります。

・サービス名:JapanGiving(ジャパンギビング)
・URL:https://japangiving.jp/
・手数料:15%

Readyfor Charity

Readyfor-Charity

購入型クラウドファンディングのReadyforが2015年12月に寄付型をリリース。

これまでに自治体や大学、認定NPO法人などさまざまな団体が活用しています。

・サービス名:Readyfor Charity
・URL:https://readyfor.jp/charity
・手数料:17%

A-port寄付型

A-port

購入型クラウドファンディングのA-portが2018年4月に寄付型をリリース。

プロジェクト数は少ないものの、朝日新聞社のPR力が強みになっています。

・サービス名:A-port寄付型
・URL:https://a-port.asahi.com/kifu/
・手数料:20%

まとめ

クラウドファンディングの手数料は類型によっても、各クラウドファンディング事業者によっても異なります。

クラウドファンディング事業者を選ぶ際に手数料を重視することは大切な目安のひとつでしょう。
しかしながら、募集金額がどれくらいになるのかという点やどのようなサポートがあるのかといったプラットホームの力や特性も考えておきましょう。