
東京海上日動火災保険株式会社は、クラウドファンディングにおけるリスクを補填するサービス「クラウドファンディング保険」を3月中に開始。
この「クラウドファンディング保険」において、プロジェクト支援者に対して保険加入費用はかからず、プロジェクト実行者による横領・拐帯、会社の倒産によるリターン(返礼品)の不履行などが発生した際、支援金額の80%を上限とし、返金を受けることができることとなります。
今回の保険対象は株式会社CAMPFIREの運営するクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」における、資金調達に成功したすべてのプロジェクト支援者です。
「クラウドファンディング保険」は、クラウドファンディング事業者が東京海上日動に保険料を支払い、プロジェクトにおいて不測事態が発生した際に、東京海上日動からの保険金が発生する仕組みです。そのため、プロジェクト実行者・支援者いずれにも保険料が負担されることはありません。
CAMPFIREは、まだ不安要素の多いクラウドファンディングにおいて、「クラウドファンディング保険」を市場の健全化を目指す第一歩と位置付けるとのことです。
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