南米やアフリカ、ヨーロッパなど新興国の小口債権を中心に取り扱う海外に特化したソーシャルレンディング事業者が、クラウドクレジット(Crowdcredit)です。
2013年1月に設立されたクラウドクレジット株式会社が運営を行っており、伊藤忠やマネックスベンチャーズなどが株主に名を連ねているのが特徴です。
またペルーやカメルーンなど、普通に暮らしているだけでは、なかなか関わりの持てない国々に少額から投資することができるといった他には無いユニークなファンドを多数揃えています。
今回は、そんなクラウドクレジットの口座開設方法とその手順について紹介します。
【記事を見ながら、クラウドクレジットの口座開設をしたい方はこちら】
・海外案件にも投資可能!クラウドクレジットで口座開設!
クラウドクレジットの口座開設基準をチェック
どのソーシャルレンディング事業者でも共通ですが、クラウドクレジットの口座開設をするにあたって、下記の口座開設基準を満たしている必要があります。
基本的に下記にあてはまらない方は会社に直接連絡し、問い合わせが必要となります。
【個人の場合】
- 投資口座開設時の段階で20歳以上、75歳未満であること
- 日本在住で在留資格を有していること
- クラウドクレジットの審査を通過(審査内容は非公開)
※75才以上の方は個別に対応しているため、メールにて問い合わせが必要になります。(メール: info@crowdcredit.jp)
なお、クラウドクレジットは2016年1月より、法人口座にも対応しています。
また事前に使用するメールアドレス、本人確認書類、銀行口座なども合わせて用意しておくとスムーズに口座開設をすることができるので、準備を忘れないようにしましょう。
クラウドクレジットの口座開設完了までの流れ
それでは実際に、クラウドクレジット口座を開設する流れを見ていきましょう。
1.クラウドクレジットのWebサイトにある【新規登録】(下記画像参照)のボタンをクリックして口座開設画面を開きます。
2.クラウドクレジットで新規会員登録に必要な項目を入力します。
入力して送信ボタンを押すと、登録したメールアドレスにクラウドクレジットからメールが届きます。そのメールに記載されているURLをクリックすることで、会員登録が完了します。
会員登録が完了したものの、投資家申請をしないとサービス内の案件に投資ができないので、マイページからアカウント情報管理をクリックし、申請に必要な項目を入力していきます。
3.お客様情報や適合性確認に関する質問事項に答えます。
質問事項は以下の通りです。
- 氏名や住所、生年月日などの個人情報
- 会社名や勤続年数など勤務先に関する情報
- 銀行口座に関する情報
投資家適合性に関する情報について以下の通りです。
- 投資の方針
- 年収
- これまでの投資経験
- 運用資産の性格
- 投資可能金額
なお、これらの情報を元に投資家適正が判断されます。年収や投資可能金額が少なすぎる場合は、審査に落ちてしまう場合もあります。
その場合は、余裕資金を貯めた上で、再度申請するようにしましょう。
また、PDFにて必要書類の確認が求められます。
これらは投資にあたり大切な事項が記載されているため、書類には必ず目を通すようにしましょう。
会社名や住所などは電話をするなどの意図を持って、必須項目となっているわけではありません。
4.預託金に関する項目もチェックします。
2016年11月からクラウドクレジットでは預託金口座が開設されました。これによりクラウドクレジット内でよりスムーズに案件へ投資できるようになりました。ここでは特に入力する項目はありませんが、書類を確認する必要があります。
全て完了したら、確認ボタンを押して次に進みます。
クラウドクレジットから届くメールを確認する
5.クラウドクレジットからメールアドレス認証のため、以下のようなメッセージが記載されたメールが届きます。
お手続きいただきありがとうございました。
ご登録いただいたメールアドレスにメールアドレス認証のためのメールをお送りしておりますのでご確認ください。
※件名:【クラウドクレジット】メールアドレスの認証を行ってください
審査完了後、弊社担当者よりご登録のメールアドレスにご連絡させていただき、本人限定受取郵便にてお客様コードを送付いたしますので、しばらくお待ちください。
6.メールが確認できたら、「メールアカウント有効化はこちら」というボタンをクリックしてください。
クリックして遷移した先のページは【マイページ】先になっています。この後、運営会社より郵送にて【お客様のコード】が記載された手紙が送られてきます。
なお、ハガキは通常、1週間以内に届きます。
7.クラウドクレジットよりコードが記載されたハガキが届いたら、【お客様のコード】をマイページの右上にある「投資家申請」という欄に入力しましょう。
無事登録すると口座開設が完了します。
まとめ
どのソーシャルレンディング事業者も似たような形で口座開設をしていく必要があります。しかしクラウドクレジットは海外の案件を多く取り扱っているため、分散投資を考えるなら口座開設をしておいたほうがいい事業者ではあるのではないでしょうか。
ただ為替リスクが気になる方も多くいるかと思います。そういった方は為替ヘッジ付きのファンドもあるので、その案件を選んで投資するとよいでしょう。
海外案件に特化していることから、円建て・ドル建て・ユーロ建て・ルーブル建ての4種類の通貨で運用が可能で、初心者から上級者まで多くの方に支持されています。
口座開設がまだお済みでない方は、この機会に是非、クラウドクレジットをポートフォリオの一つに加えてみてはいかがでしょうか。
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