
GoodComFundは株式会社グッドコムアセットが運営する不動産投資型クラウドファンディングです。GoodComFundは「任意組合型」という2021年現在、国内では唯一の形式でファンドを公開しています。
GoodComFundとは?
GoodComFundは1口10万円からと一般的なクラウドファンディングと比較すると多少高めの設定で、運用期間も15年と長めに設定されています。現在2号ファンドが公開されていますが、1号ファンドでは5千万円の資金調達に成功しています。
現在の不動産投資型クラウドファンディングでは一口1万円〜、運用期間3ヶ月など比較的容易に投資ができるファンドが一般的ですが、なぜGoodComFundは高単価かつ長期の運用でも人気を集めているのかについて説明していきます。
任意組合型で投資を行うメリット
不動産特定共同事業(不特法事業)に基づいて運営される不動産投資型のクラウドファンディングには、「匿名組合型」「任意組合型」と2つのタイプがあります。
任意組合型は、その名の通り投資家と事業者との間で「任意組合契約」を締結し事業を行います。任意組合とは、各当事者が出資をして共同の事業を営む契約で、出資比率に応じて不動産そのものを他の組合員と共同で実際に所有する形式が「任意組合型」です。
実際に不動産を所有していることになると何がメリットとなるのか、それは節税効果です。
匿名組合型の場合には「配当を受ける権利」が与えられるのみで、実際の不動産は匿名組合事業者が保有することになります。
不動産はその評価方法の違いから、同じ資産価値でも現金と不動産を比較すると、不動産として保有した方が課せられる税金が安く済む場合があります。
どのような人に向いているのか?
任意組合型は中長期で節税を目的とする方に向いています。また、資金を預ける期間が長くなることや比較的高額になるため、投資中級者〜上級者向けの商材といえるでしょう。
これから不動産投資を初めてみるという方は、短期・中期での資産運用が多い匿名組合型から初められた方が、より気軽に投資体験が行えるかもしれません。