不動産特定共同事業を行う株式会社TSONが、不動産投資クラウドファンディングサービス『TSON FUNDING』(ティーソンファンディング)をオープンし出資者登録を開始しました。
目次
TSON FUNDONGとは
TSONFUNDINGは愛知県の株式会社TSONが運営する不動産投資型のクラウドファンディングです。
TSONのコーポレートサイトを見ると、小口化商品として既に8号まで運用実績があり、そのファンド組成方法も最新のAIを活用するなど、不動産TECHの先端技術を積極的に取り入れています。
元々IT活用に積極的な企業なので、今回のクラウドファンディング参入は自然な流れと言えるでしょう。
本日公開されたばかりのTSON FUNDINGがどのようなクラウドファンディングなのか、投資対象として安心できる材料を揃えているのか、詳細をみていきたいとおもいます。
TSON FUNDONGの仕組み
TSON FUNDINGは1万円からインターネット上で行える不動産投資です。
お客様からの出資金で不動産を取得し、運用・売却することで得られた利益の一部を、配当として還元いたします。
TSON FUNDINGの特徴
- 1口1万円の少額からの投資
少額での投資が可能なので、初めてでも気軽に不動産投資を体験可能
- 投資物件管理は一切不要でてまなし不労働所得に
不動産の管理は株式会社TSONが全て実施。投資家は何もせず安定的に利回りを得られる
- 元本われリスクを低減する「優先劣後システム」
物件価値が減少しても一定の割合までは劣後出資者の株式会社TSONが負担
- 景気に左右されにくい実物不動産投資
実物不動産の価格は景気に左右されにくいと言われており、コロナ下においても、投資用物件の価格は安定的に推移している
TSON FUNDINGが選ばれる4つの理由
TSON独自開発の不動産AI
投資対象不動産の市場価値を的確に判断するため、独自の不動産AIを活用し、WEB上から収集した約300万件の不動産データを分析
住所・希望価格・希望販売期間を入力するだけで、市場の販売動向を把握できる独自のマーケティングシステムを保有し、安定的な利回りのファンドを実現
途切れなく高利回りのファンドを組成できるスキーム
取引のある不動産会社・住宅会社様から多数の対象物件をご紹介いただくネットワークを構築しており、途切れなく高利回りのファンドを組成
投資したファンドの運用が終了した後、次の投資先を探す期間が不要となりより安定的に資産運用が可能に
定期借地権を活用した住宅
TSON FUNDINGでは「定期借地権」を活用することで土地購入費を不要
リーズナブルな借地代で運用できる仕組みで投資効率を大幅にアップさせ、地価の暴落リスクを最小限に抑えつつ高い利回りを実現。
入居開始時から全期間家賃保証
賃貸住宅への投資でもっとも懸念されるのは、空室と家賃の低下
TSONFUNDINGでは対象を人気エリアの新築の優良物件に絞ったうえ、建物が完成し入居が開始された時から、万が一の空室リスクに備えた「全期間家賃固定型の空室保証」制度を設定することでリスクを徹底的に低減。
優先劣後によるリスクの低減
物件の運用期間中や売却時に損失が発生した場合は、
「優先劣後システム」により劣後出資割合分までの損失は劣後出資者である株式会社TSONが負担。
TSON FUNDINGの登録の流れ
- 「TSON FUNDING」サイトへアクセス https://tson-funding.jp/
- メールアドレスを入力し仮会員登録を行う
- 受信したメールより詳細情報入力、身分証明書、口座番号のわかる資料等をアップロード
- 本人確認のためのハガキを受け取り、認証コードを入力
- 出資者登録完了(本会員となります)
まとめ
非常に高い高利回りをうたうサイトではありませんが、運営元が東証上場企業ということもあり、運用されるファンドの安心感は数あるクラウドファンディングサイトの中でも非常に高いと考えられます。また、短期間での運用を希望される方向けのファンドと中長期での運用を希望される方向けのファンドの二種類を企画されていることから、様々なポートフォリオに対応した投資が検討できるクラウドファンディングサイトとなるでしょう。
近年は不動産DX文脈で対面取引が中心だった不動産業界も、非対面・電子化へと大きく舵を切っています。勢いのあるベンチャー系のサイトは高利回りを前面に押し出すことが多く、高い配当を狙った投資先としては魅力的ですが、TSONFUNDINGのような大手企業が運営する安定感は、ポートフォリオには必要不可欠だと考えます。
高い利回りではないといっても運用シミュレーションでは6.7%の利回りを想定しており、投資対象としては十分魅力的なものになると考えられます。
元々AIを活用するなどITに積極的な企業なので、今後の展開が楽しみなクラウドファンディングサイトです。
※各種画像、説明はTSONFUNDING(https://tson-funding.jp/)より引用