クラウドファンディングパッケージとは、クラウドファンディングサイトを構築できるサービスのことです。
当記事では、クラウドファンディング事業を始めたいとお考えの方に向け、クラウドファンディングパッケージサービス(以下パッケージサービス)を活用することのメリット、サービス例をご紹介します。
目次
クラウドファンディングパッケージサービスを活用することのメリット
パッケージサービスを活用することのメリットは、クラウドファンディングサイトの運用経験や知識がなくても、ご自身の目的に沿ったサイトを低コストかつスピーディに構築できる点です。さらに、多くのサービスは、サイトの構築だけでなく、保守・運用、PRまで一貫したサポートを実施しています。
クラウドファンディングパッケージサービスの例
ENjiNE | CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE
https://relic.co.jp/services/enjine/
ENjiNE(エンジン)は株式会社Relicが運営するSaaS型クラウドファンディングプラットフォームで、大手経済紙をはじめとする様々な業界の大手~ベンチャーまで200社以上が導入しており、業界シェアNo.1を誇ります。
ENjiNEでは、購入型以外にも「寄付型」「不動産投資型」「融資型」「ふるさと納税型」のクラウドファンディングサイトの構築も可能となっており、金融型クラウドファンディング事業の立ち上げでENjiNEを活用する企業も増えてきています。
特徴は、SaaS型の提供方式を用いることで、コスト・導入期間を抑えた事業展開ができる点でしょう。例えば、通常の開発やパッケージ型のシステムの場合、導入までに半年〜1年程の時間が必要ですが、ENjiNEでは最短1ヶ月という短期間での導入が可能です。さらに、購入型のクラウドファンディングでは、導入企業間での相互掲載/集客を可能にする独自のネットワーク連携機能を構築しているため、コストをかけず、集客・収益の大幅な増加、質の高いテストマーケティングデータの取得が見込めるのも嬉しいポイントです。
DECTO
DECTO(デクト)の最大の特徴は、海外のSEOに対応したサイトを構築できる点です。海外進出も視野に入れたクラウドファンディング事業を開始したいとお考えの方におすすめのパッケージサービスだと言えます。最大30ヶ国語での利用が可能です。累計87企業への導入実績があります。翻訳は機械による自動翻訳に加え、プロの翻訳家へ依頼もできます(1文字5円〜)。いずれの場合でも、多言語化対応されたウェブサイトとしてエンジンのクローラーに認識させることができます。
料金プランは3つ、ドメイン取得やサーバーへの設置などの各種セットアップをユーザーが行う「ダウンロードプラン」350,000円(税別)、各種セットアップをDECTOが代行する「セットアップ代行プラン」450,000円(税別)、オーダーメイドのサイトが構築できる「カスタマイズプラン」があります。「セットアップ代行プラン」であればサイト運営の経験や知識がなくても事業を始めることができます。
zenmono.Cloud
https://www.enmono.jp/zenmonocloud
zenmono.Cloud(ゼンモノクラウド)は、モノづくりに特化したクラウドファンディングサービスzenmono(ゼンモノ)が運営する、モノづくり特化のパッケージサービスです。
最大の特徴は、サイトの構築だけでなく、zenmonoのクラウドファンディング事業運用ノウハウが集約された「教育パッケージ」も提供している点です。これにより、ユーザーはクラウドファウンディングサイトの立ち上げ/運営経験がなくても事業を始めることができます。
また、構築したクラウドファンディングサイトに登録された案件が安定して事業化できる仕組みが整っているのも魅力の1つです。例えばzenmono.Cloudで立ち上げたファンドでは資金の調達だけでなく、モノづくりに必要な人的リソースの募集ができます。
新規製品開発には多くの場合、開発チームも新たに編成する必要が生じます。この時、必要な技術を持った人材の獲得や育成には多大な時間とコストがかかるものです。zenmono.Cloudではつくりたいモノに必要な技術を持った人材をピンポイントで探せるため、スピードは落とさず、低コストな開発が可能です。
費用は、サイト構築が500,000円から(税別・カスタマイズ内容によって変動)、月額費用が150,000円(税別) 、教育パッケージが500,000円(税別)です。
まとめ
以上、パッケージサービスを活用することのメリット、サービス例をご紹介しました。